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【MLB】米有名辛口記者が“万能”イチローを大絶賛「私はもっとイチローを見たい!」

7/8(土) 10:12配信

Full-Count

敏腕シャーマン記者がベタ褒め「27歳からプレーしたのに3000安打達成だ」

 6日(日本時間7日)カージナルス戦で2安打を放ち、通算3054安打を記録したマーリンズのイチロー外野手。歴代24位だったロッド・カルー(3053安打)を抜いて単独24位になると同時に、安打数で米国外出身選手では歴代単独1位となった。球史にその名を刻み続ける背番号51には、各方面から称賛の声が絶えないが、MLB専門チャンネル「MLBネットワーク」で米有名辛口記者も賛辞を送った。

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 同ネットワークの看板番組でもある「MLBトゥナイト」に出演したのは、舌鋒鋭い切り口で知られる「ニューヨーク・ポスト」紙のジョエル・シャーマン記者だ。イチローがカルーの記録を抜いたニュースを伝える番組で、司会者から「イチローは球史でどんな立ち位置にあるのか」と問われたシャーマン記者は、思いの丈を一気にまくし立てた。

「野球史において彼の存在はとてつもなく大きいもの。否定のしようがない特別な選手ですよ」

 日本でプレーした後、2001年にマリナーズ入りしたイチローについて「彼はここ(メジャー)の選手だ」と断言。「200安打を何度も記録して、27歳からここでプレーを始めたのに3000安打達成だ」と驚愕の表情を浮かべた。

野球に足りないものは…「私はもっとイチローが見たい」

 ここ数年、メジャーの野球は少しずつ姿を変えている。特に、今季はホームラン数と三振数が大幅に増え、試合が大味になっていることがたびたび指摘されているが、その風潮をくんでか、シャーマン記者はこんな願いも口にした。

「よく野球には何が足りない、どんなプレーを見たいなんて話をするけど、私はもっとイチロー(のような選手)が見たい。ボールをインプレーとし、ベースを駆け巡り、守備も上手くて、彼はすべての要素を持ち合わせている。試合でも打とうと思えばホームランだって打てるんだ。三塁打を打ったり、二塁打で一塁から一気に生還したり、強肩で走者を刺したり、長打を打ったりね」

 もちろん、力と力が真っ向からぶつかり合う対決も、メジャーの醍醐味の一つ。その一方で、イチローのような繊細な技で勝負を制することもまた醍醐味の一つと言えるだろう。

 米屈指の辛口記者も絶賛する匠の技を持つイチロー。誰も真似できない唯一無二の存在として、球史に名を残す。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/8(土) 11:44
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