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ハミルトンのギヤボックス損傷。アゼルバイジャンでのベッテルの追突は無関係

7/8(土) 18:11配信

motorsport.com 日本版

 ギヤボックス交換を行うことになったメルセデスのルイス・ハミルトン。その原因がアゼルバイジャンGPでのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の追突にあると見る向きもあったが、チームはその可能性を完全に否定した。

【写真】アゼルバイジャンGP決勝、赤旗中にディフューザーを直すメルセデスと、それを観察するフェラーリのスタッフ

 第8戦アゼルバイジャンGPの決勝、2回目のセーフティカー走行が解除される直前、2番手を走っていたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、首位を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)に背後から追突。ベッテルはこれをハミルトンの”ブレーキテスト”と憤慨し、すぐに横に並びかけ、体当たりを食らわせた。

 このベッテル行動は問題視され、レーススチュワードは10秒のストップ&ゴーペナルティを科した。またその後、ベッテルは全面的に非を認めて謝罪し、ハミルトンが”ブレーキテスト”を仕掛けたことはないということも認定された。

 最初の追突の影響で、ベッテルはフロントウイングを破損。しかし赤旗中断中に交換することができた。ハミルトンもディフューザーにダメージを受けていたが、これは赤旗中断中に交換することは叶わなかった。

 アゼルバイジャンGP後、ファクトリーでマシンをチェックした際、ハミルトンのギヤボックスに問題があることが確認された。チームは、レースで問題が起きる危険を冒すより、交換する方が良いとの判断を下した。ハミルトンのギヤボックスは6レース連続使用の義務を果たしていないため、彼は5グリッド降格のペナルティを受けることになる。

 このギヤボックスのダメージは、バクーでのベッテルの追突による影響を受けた結果だという噂もあった。しかしメルセデスは、問題が確認された当初はその可能性を疑ったものの、最終的には関連性がないことを確信できたという。

 メルセデスの広報担当者も、メディアの取材に対し「その可能性は排除することができる」と述べた。

Jonathan Noble