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アロンソ、MGU-Hのトラブルによりスペック3パワーユニットの使用を取りやめ

7/8(土) 19:25配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末のオーストリアGPではスペック3のパワーユニットを使用せず、元のスペックのものを使用することになった。

【写真】FIAのプレスカンファレンスに出席したホンダ総責任者の長谷川裕介氏

 今週末のオーストリアGPでは、アロンソのマシンに搭載した“スペック3“のパワーユニットはその性能を発揮し、金曜日のフリー走行でもアロンソのペースは期待のできるものだった。

 しかし、金曜日の夜の間にホンダはMGU-Hに問題を見つけたため、スペック3の使用を続けるというリスクを取らないという決定を下した。

 個々のコンポーネントを取り替えることは非常に複雑な作業であるため、MGU-Hを交換するためにはパワーユニット全体を交換する必要があるということを意味する。そのため、アロンソは“スペック2“のバージョンを使用することになった。

 このバージョンは過去のレースですでに使用されたものであるので、アロンソにグリッドペナルティが科されることはない。

スペック3への期待

 パフォーマンスの改善はなされてきたものの、スペック3パワーユニットの改善は、コーナー出口からストレートライン上のスピードで見ると、ライバル勢と争うにはまだ十分であるとは言えない。しかし、金曜日のフリー走行では、アロンソもチームメイトのストフェル・バンドーンもトップ10に入ることができるペースを示しており、ホンダの総責任者である長谷川裕介氏もその状況に励まされていた。

「もちろん、マシンパフォーマンスはパワーユニットだけによるものではありません。シャシーがアップデートされたことや、サーキットの特性にもよるところもあります」

「しかしデータからは、エンジンもラップタイムの改善に役立っていることがわかり、それについては我々もとても満足しています」

 ホンダはF1において正しい道を進んでいると感じているかと聞かれた長谷川氏は、次のように答えた。

「そう言いたいのですが、それを言うには時期尚早です。前を走るマシンとのギャップは縮まっていますが、トップレベルのマシンに追いつくためには不十分なので、さらに改善していく必要があります」

Jonathan Noble