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「神大マルシェ」初開催 区内産買い求め学生と地域住民が交流

7/8(土) 10:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 地域住民と神奈川大学(横浜市神奈川区)が協力し、区内産にこだわった野菜や弁当、手作り小物などを販売するイベント「神大マルシェ」が7日、同大で初めて開かれた。近隣住民と学生の交流が目的で、家族連れらが買い物やおしゃべりを楽しんだ。同大の学生団体「学生ボランティア活動支援室」の主催。

 区内の農家や、障害者地域活動ホームなど8者が出店。新鮮な野菜やクッキー、ジャムなどの販売や、小物作りのワークショップが行われた。

 開会と同時に大勢の客が集まり、両手いっぱいに買った品物を抱える人の姿も。近くに住む女性(64)は、「地元産の野菜を買いにきた。大学にはあまり来る機会がないので、こういう催しがあってよかった」と笑顔。支援室代表で3年生の内田佳奈さん(20)は「地域の人がたくさん来てくれてほっとした。これからも定期的に交流の場が設けられれば」と話す。

 マルシェは、地域と大学が連携する「まち×学生プロジェクト」の一環で行われた。プロジェクトは、ほとんど交流がなかった両者が顔の見える関係をつくろうと、2015年に発足。現在は同大と地元の六角橋自治連合会、市六角橋地域ケアプラザが中心になって活動している。

 同連合会会長の森勤さん(65)は、「若い人が歩いているだけで、街の雰囲気が変わる。大学のあるこの地域のことを学生に知ってもらいたいし、その意見を聞かなければ魅力あるまちづくりはできない」。今後は、商店街などで学生のアイデアを実行する試みなども考えているという。

 同大教育支援センターは「世代を超えた交流は、学生の勉強にもなる。この活動が、地域の課題を解決するような学びにつながれば」と話していた。