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相模原の自殺者92人 男性7割、50代最多

7/8(土) 10:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 相模原市は7日、市内で発生した2016年の自殺統計データを発表した。自殺者数は前年より30人少ない92人で、100人を切った。過去4年は120人台で推移していた。男性が61人と全体の7割近くを占め、年代別では男女とも50代が最も多かった。

 市は政令市移行後の10年度から、県警から集計データの提供を受け、市内の状況を男女別や年代別などにまとめている。

 市内の自殺者数を、自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)でみると12・8。全国の17・3、県の13・3をいずれも下回っていた。市内の自殺率は12年が16・7、13年17・8、14年17・0と推移し、この5年間で最も低い数値だった。

 職業別では、主婦や学生を含む無職者が56人と全体の6割で最も多い。遺書やメールの書き込みなどから判断した原因・動機別では、「健康問題」が最も多く、次いで「家庭問題」「経済・生活問題」などの順だった。自殺者の16・3%に自殺未遂歴があった。

 市精神保健福祉センターは「自殺者が減少した点に目が向くかもしれないが、遺族の悲しみは変わるものではない。どの対策も手を緩めず今後も推し進めていきたい」として、市自殺対策協議会の審議や自殺総合対策に生かす。