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「御幸の浜をビーチパークに」 小田原サーフィン協会が魅力PRへ

7/8(土) 19:34配信

カナロコ by 神奈川新聞

 御幸(みゆき)の浜(小田原市本町)をビーチパークとして整備しようと、小田原サーフィン協会が動きだしている。大人から子どもまで、サーフィンをはじめさまざまな海の楽しみ方を満喫できる場を設け、小田原の海の魅力をアピールするとともに、海の文化の発展・普及を目指す。まずはビーチパーク化の機運を市民らの間で高めるため、16日に同所で初めてのイベントを主催する。

 「海と言えば湘南」、とのイメージが定着して久しい。大勢の海水浴客が押し寄せる藤沢、サザンオールスターズで全国区となった茅ケ崎、ビーチスポーツが盛んな平塚…。かたや小田原は、夏恒例の「みなとまつり」に代表されるように、どちらかと言えば漁港の印象が強い。

 小田原サーフィン協会の宮原元紀理事長(37)は「確かにアジはおいしい」と笑い、「ただ」と続ける。「小田原の海にも、湘南とは違った魅力がある」。例えば、酒匂川河口付近。波の質は非常に高く、プロサーファーも憧れるほどのビッグウエーブが起きる。御幸の浜は、1873年に明治天皇と皇后が漁夫の地引き網を見学されたことを名前の由来に持つ。

 あまり知られていない小田原の海の魅力を全国に発信し、海の文化を定着させるため、協会が着目したのが、マリンスポーツやビーチスポーツ、潮干狩りや磯遊びなど、多種多様な海の楽しみ方を選べる「ビーチパーク」だった。子どもを安心して遊ばせられるよう、河口特有の複雑な流れを持つ酒匂川ではなく、御幸の浜を選んだ。

 御幸の浜を整備するには、ビーチや砂浜を拡張しなければならず、行政の協力が欠かせない。そのために「まずは市内外から多くの観光客を呼び込み、ビーチパークにしたいという機運を高める必要があると考えた」という。

 16日のイベントでは、スタンドアップパドルボード(SUP)の体験会やヨガ教室、砂で小田原城をつくる遊びなど、幅広い世代が一緒に楽しめるメニューを用意。宮原理事長は「小田原の海やビーチの楽しさを、1人でも多くの人と共有したい」と意気込んでいる。

 時間は午後1時から最長で同4時半まで。SUPは波や風の状態によって中止する。参加無料。問い合わせは、協会のホームページからメールで。