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伊勢原の住職、フィリピンに消防車寄贈 妻の故郷を支援

7/8(土) 21:17配信

カナロコ by 神奈川新聞

 伊勢原市日向の浄発願寺の塚越慈徳住職(66)が妻のメネルバさん(36)の故郷・フィリピンに消防自動車を寄贈する。

 メネルバさんはレイテ島の農村の出身。塚越さんは2013年11月の台風で同島などで甚大な被害が発生した際も医薬品や食料を送るなど、これまで50回ほど同国を訪れ、支援を続けている。

 台風被害は落ち着いたものの、現地はもともと消防車や消火栓もなく、火災が発生しても、住民は貴重品を持ち出すくらいしかできず、自宅が全焼してしまうことが多かった。

 交流のある地元市議から頼まれて、塚越さんは伊勢原市から消防団が使っていた消防車1台を購入。川から直接取水して消火活動ができるようにポンプ、防火服とともに現地に送ることになった。今月中に発送し、8月下旬に現地で引き渡し式を行う。

 塚越さんは「消防車のために、現地では若者が中心となって、ボランティアの消防団を結成することになった」と喜んでいる。