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大町からライチョウの受精卵受け入れ 富山市ファミリーパーク

7/8(土) 17:50配信

北日本新聞

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む富山市ファミリーパーク(同市古沢)は8日、大町山岳博物館(長野県)から受精卵3個を受け入れた。来年以降、血縁のある鳥同士での交配を避けるのが目的。順調に成育すれば13日ごろふ化するとみられる。

 同パークが他施設で産まれた卵を受け入れるのは初めて。村井仁志動物課長と飼育担当の堀口政治同課主査の2人が大町山岳博物館を訪れ、受精卵を確認。車で2時間半かけて同パークに移動し、堀口主査が卵が入った携帯型ふ卵器を大事そうに抱えてライチョウ舎に運び入れた。同パークの石原祐司園長は「命がバトンタッチされた。無事ふ化させてひなを誕生させたい」と話した。

 同パークでは今回の繁殖事業で20個の産卵があり、2個がパークでふ化した。1羽はふ化後5日目に死んだが、1羽が順調に育っている。また、3個の受精卵を上野動物園(東京)に移し、うち1個がふ化している。

 大町山岳博物館は7日、13日ごろにふ化予定の卵3個を上野動物園(東京都)へ移送した。

北日本新聞社

最終更新:7/8(土) 17:50
北日本新聞