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全日本F3第12戦富士:1コーナーでトムスの2台が接触の波乱。高星明誠が今季7勝目を飾る

7/8(土) 15:05配信

オートスポーツweb

 全日本F3選手権は7月8日、富士スピードウェイで第12戦の決勝レースが行われ、スタート直後の1コーナーでカローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sの2台が接触する波乱のなか、3番手スタートの高星明誠(B-MAX NDDP F3)が優勝を飾った。

【第12戦のスタートシーン】

 8日8時30分から行われた30分間の公式予選を経て、迎えた13時30分からの第12戦決勝も富士スピードウェイの天候は晴天。爽やかな気候のなかで迎えたスタートでは、まさかの展開となっていった。

 1コーナーにアプローチした2番手グリッドの宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)が、1コーナーにアウト側からアプローチしたポールスタートの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)とマシンが重なるかたちになってしまい、2台はもつれ合うように1コーナーアウト側のグリーンにはみ出してしまったのだ。

 これでトップに立ったのは、3番手スタートの高星明誠(B-MAX NDDP F3)。次いで大津弘樹(TODA FIGHTEX)が続き、混乱をうまく抜けた三浦愛(EXEDY B-Max F317)が3番手に浮上するが、1周目にアレックス・パロウ(THREEBOND)が三浦をかわし、高星、大津、パロウというトップ3が形成された。

 コースに復帰したカローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sの2台は、宮田が9番手で1周目を終えると、グイグイとポジションを奪回。一方、坪井はタイヤを破損し、ピットに戻ってしまう。また、4番手につけていた三浦は5周目に阪口晴南(HFDP RACING F316)にかわされ、5番手にドロップしてしまった。

 トップを走る高星の後方では、パロウが6周目に大津に接近。しかし、大津は勝負どころをきっちりおさえていく。そのバトルを後目に、高星は「マシンバランスはあまり良くなかった」というマシンながら、しっかりと15周のレースを走りきり、今季7勝目をマーク。鈴鹿ラウンドで失いかけた流れをラッキーもありながら取り戻した。

 2位は大津で、第6戦富士に続く最高位タイを記録。今回家族を日本に招いているパロウは3位表彰台で第12戦を終えた。4位は阪口、5位は三浦という結果に。宮田は6位でレースを終えている。

 F3-Nは、オープニングラップはアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)が制したものの、予選でベストタイム&セカンドベストタイム抹消となったDRAGON(B-Max Racing F306)が3周目にトップに浮上。植田正幸(Rn 山下製作所 F308)、ヤンと続く展開となる。

 今季F3-NをリードしているDRAGONは、最後まできっちりとリードを守りこちらも今季7勝目を記録。2位のバトルは途中ヤンが先行したものの、植田が14周目の1コーナーで再逆転。植田が2位、ヤンが3位という結果となった。

[オートスポーツweb ]