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過去最高111万円 金沢でルビーロマン初競り

7/8(土) 1:26配信

北國新聞社

 石川県産高級ブドウ「ルビーロマン」の今季の初競りが7日、金沢市中央卸売市場で行われ、出荷された39房のうち1房が、昨季に付けた過去最高値を1万円上回る111万円で競り落とされた。今年で創業111周年を迎える加賀屋(七尾市)が購入し、ロビーで展示を始めた。今季が市場デビュー10年目に当たるルビーロマンの最高額更新は4年連続となった。

 JA全農いしかわによると、今回の最高額のルビーロマンは重さ約600グラムで、実が30粒あり、1粒当たり3万7千円となった。

 加賀屋はルビーロマンが初出荷された2008年にも、最高値10万円の1房を購入した。手島孝雄常務総支配人は「10年目の節目に合わせ、買いたかった。手にすると、全国に知られるようになったブランドの重みを感じる」と語った。近日中に活用方法を考える。

 JA全農いしかわによると、ルビーロマンは1粒20グラム以上で、糖度18度以上の甘さが特長。今季の出荷ピークは8月中旬~9月上旬とみられ、生育状況は平年並み。出荷目標は2万6千房で、昨季の実績2万3495房を上回り、過去最高となる見込み。

 市場出荷10年の記念セレモニーには谷本正憲知事、生産地域の山野之義金沢市長、宮元陸加賀市長、油野和一郎かほく市長、寳達典久宝達志水町長、杉本栄蔵中能登町長が出席した。谷本知事はあいさつで、県などが20日にシンガポールで開くビジネス商談会で、県として初めて海外でルビーロマンをPRすることを紹介した。

北國新聞社

最終更新:7/8(土) 1:26
北國新聞社