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金沢のバー2軒にお墨付き ギネス「ベストパブ」に

7/8(土) 1:26配信

北國新聞社

 金沢市内にあるバー2軒が、アイルランドのビール醸造会社、ギネス社の選ぶ「ベストパブ」に、北陸三県で初めて認定された。厳しい基準をクリアして与えられる称号で、金沢のバー文化が認められたといえる。欧米人への訴求力が高いギネスブランドのお墨付きで、国際的な観光地としての価値が一層高まることも期待される。

 認定されたのは「倫敦(ろんどん)屋(や)酒場」(片町1丁目)とバー「長屋」(彦三町1丁目)。ギネス・ベストパブは、ギネスの生ビールを提供するアイリッシュパブやショットバーから選ばれる。味、香り、ビールの泡の高さから、開封後のたるや提供時の温度、グラスの洗浄具合に至るまで、数多くの項目で審査される。

 ビールの注ぎ方は特に重視され、▽ビールと同じ5~8度に冷やしたグラスを用意する▽グラスを注ぎ口に対して45度に傾けて注ぐ▽8分目ほどまで注いだ後いったんテーブルに置いてガスを分離させる-といった手順が求められる。ギネス社の日本の正規販売代理店であるキリンビールの担当者が実地で定期的にチェックする。

 今年、金沢の2軒を含む50軒が新たに認定され、全国のベストパブは284軒となった。このうち半数近い134軒が東京都内の店で、本州の日本海側では金沢のほか新潟県5軒、島根県1軒のみとなっている。

 1969(昭和44)年開店の倫敦屋酒場の店内には、東海道新幹線が開通した際、食堂車で販売されたギネスビールのびんが飾られており、ギネスへのこだわりは深い。店主の戸田宏明さん(71)は「金沢が欧州の人にも一流の観光地として認知されてきたからこそ、一度に2軒も認定されたのだろう」と話した。

 長屋のマスター、竹内秀憲さん(52)は4年前に片町から店を移し、ギネスビールの提供を始めた。「店に飾ってある認定証を見て『ギネスを飲みたい』と注文する人も出てきた」と認定を喜んだ。

北國新聞社

最終更新:7/8(土) 1:26
北國新聞社

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