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NY外為(7日):ドル総じて堅調、一時114円台-雇用は強弱混在

7/8(土) 4:55配信

Bloomberg

7日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが総じて小じっかり。ドル指数は午後に上げを大きく縮めほぼ横ばいとなった。朝方発表された6月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回ったものの、賃金は伸び悩んだことが示された。

ドルは対円で上昇し、一時2カ月ぶり高値付近となった。またユーロの対ドル相場は、雇用統計に反応して一時上げたが、その後は下げに転じた。ドル指数は週間ベースで上昇。またこの日はカナダ・ドルが10カ月ぶり高値に上昇。カナダの6月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を上回ったことで、カナダ銀行(中央銀行)が来週の政策会合で利上げを決定するとの見方が強まった。

ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比ほぼ変わらず。

ドルは円に対して0.6%上昇の1ドル=113円92銭。対ユーロでは0.2%上げて1ユーロ=1.1401ドル。

米労働省の7日発表によると、6月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比22万2000人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は17万8000人増だった。前月は15万2000人増(改定値)。4月と5月は合わせて4万7000人の上方修正となった。

家計調査に基づく6月の失業率は4.4%で、16年ぶり低水準だった前月の4.3%から上昇した。エコノミスト予想は4.3%だった。労働参加率は62.8%と、前月の62.7%から上昇した。

平均時給は前月比で0.2%増。市場予想は0.3%増だった。

この日は東京市場で円が全面安となっていた。欧米を中心に国債利回りの上昇傾向が鮮明となる中、日本銀行が5カ月ぶりの指し値オペで長期金利の上昇を抑制する姿勢を示したことで、円売りが優勢となった。

ニューヨーク時間になると、米国債利回りの上昇を手掛かりにドルは114円18銭まで上げ、5月11日以降で初めて114円の節目を突破した。

原題:Dollar Gains Fizzle After Jobs-Driven Boost as Wages Disappoint(抜粋)

第5段落以降を追加し、更新します.

Dennis Pettit, Katherine Greifeld

最終更新:7/8(土) 6:31
Bloomberg