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福井県内の高速網つながる 永平寺大野道路が全通

7/9(日) 9:23配信

北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 中部縦貫自動車道「永平寺大野道路」(26・4キロ)で最後の未供用区間だった永平寺-上志比(5・3キロ)が8日つながり全線開通した。事業化から27年を経て福井市と奥越など2市1町が結ばれた。2014年開通の舞鶴若狭自動車道と合わせ、福井県内の東西南北の地域が高速交通網でつながった。

 永平寺町浅見で式典があり、国や県、沿線3自治体、工事関係者ら約400人が全線開通を祝った。
 
 大野泰正国土交通政務官が「沿岸部と中山間地がつながり発展する地域を国内で多く見てきた。(福井市と奥越が)つながることは何よりも強い力になる」とあいさつ。西川一誠知事は「県内の主な地域がすべて高速道路でつながった。この機をとらえ永平寺、奥越エリアの魅力を全国に発信し、地域の産業観光の発展を期待したい」と述べた。その上で大野IC(インターチェンジ)から東側の大野油坂道路(35キロ)が、23年春の北陸新幹線敦賀開業と同時期に全線開通できるよう協力を呼び掛けた。
 
 沿線自治体の首長もそれぞれ喜びや期待感を表した。
 
 浅見トンネル東側で関係者らがテープカットしくす玉を割った後、関係車両50台が通り初めした。車列には慶応大で研究が進む自動運転車も加わり、永平寺町で今秋始まる自動運転車の実証実験をアピールした。午後4時から一般車両の通行が始まった。
 
 式典に先立ちハイウエーウオークが行われ、県内外の1200人が開通前の真新しい道路を歩いた。
 
 中部縦貫道は福井市から奥越、岐阜県を通り長野県松本市に至る総延長約160キロの一般国道自動車専用道路。永平寺大野道路は当初、今年3月に全線開通する予定だったが、軟弱地質などによる整備の遅れで延期されていた。