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中国の北朝鮮対応「望むより時間かかるかも」トランプ氏

7/9(日) 1:42配信

朝日新聞デジタル

 トランプ米大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席は8日午後(日本時間8日深夜)、訪問先のドイツで首脳会談をした。トランプ氏は北朝鮮の核・ミサイル問題に関し、中国に求めていた効果的な行動について「我々が望むよりも時間がかかるかもしれない」と発言。両国が合意していた「100日」の期限を超えても、中国に引き続き対応を迫っていく考えを示した。

 トランプ氏は冒頭、「我々すべてが直面する北朝鮮という現実の問題に関し、中国が行ったことに感謝する」と述べた。続けて北朝鮮への対応について、望むよりも時間がかかるかもしれないとしつつ、「最終的には何とかして成功するだろう」と述べた。

 両首脳は4月上旬の初会談で、100日間で北朝鮮問題で成果を出すことで合意。その期限が今月16日に迫る中、米政権は中国の対応に不満が募っている。しかし、軍事攻撃は現実的に難しく、北朝鮮と取引のある中国企業を制裁対象にするなど圧力をかけつつ、協力を探る方針を続けることを示したといえる。

 一方、トランプ氏は「知っての通り、貿易問題は米国にとって大きな問題だ」とも発言した。

 中国国営新華社通信(英語版)によると、会談の冒頭、習氏は「より強力な二国関係は、複雑な国際社会の安定に資するものだ。(4月の)初会談以来、微妙な問題があるにもかかわらず、両国の関係は進展している」と語った。また習氏は「両国の関係を発展させるため、(貿易の不均衡を是正するための)100日計画を推し進める」とも応じた。(ハンブルク=土佐茂生、西村大輔)

朝日新聞社