ここから本文です

台湾、交通機関への飼い鳥持ち込み可否を検討 飼い主からの声受け

7/9(日) 19:20配信

中央社フォーカス台湾

(台北 9日 中央社)公共交通機関への飼い鳥の乗車が禁止されているのに対し、飼い主らはこのほど犬猫などと同様の乗車権利を飼い鳥にも与えるよう交通部(交通省)に働きかけている。交通部は解禁の可否を検討するとしている。

台湾では、ケージやキャリーバッグなど適当な容器に入れられた犬や猫、兎、魚などのペットの持ち込みが台湾鉄道(台鉄)や台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)で認められている。その一方、鳥類の交通機関への持ち込みは鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため2005年10月から禁止となり、違反者には過料が科される。

政府が公共政策について一般市民から意見を募るサイト「公共政策網路参与平台」に飼い鳥が鳥インフルエンザに感染する確率は低いとし、飼い犬・猫などと同等の乗車権利を求める提案が寄せられ、所管機関の正式回答を受けられる基準である5000人を超える賛同を得た。

これに対し交通部は、既に関連省庁の意見を集め、バスや長距離バス、電車、鉄道への飼い鳥の乗車制限解除を検討する姿勢を示している。

飼い鳥の車内持ち込みに対する現在の処置について、台鉄は人と鳥が共に乗車するのは認めないが、輸送の必要がある場合は貨物専用列車の利用が可能だとしており、高鉄は違反した乗客に対し降車を求めているとそれぞれ説明している。

(陳葦庭/編集:荘麗玲)