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絶妙な間、先制点生む J1リーグ第18節・磐田

7/9(日) 7:47配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 中村俊が横パスを止めた時、絶妙な間が生まれた。甲府のボランチがボールを奪いに来た瞬間、あざ笑うように川辺へ縦パスを通す。同時に川又は相手のDFラインを斜めに突破。川辺は川又の動きを見てワンタッチでラストパスを出した。これで勝負あり。前半14分。磐田の勝利を呼び込む先制点が生まれた。

 川又も冷静に決めた。「相手が一歩遅れるパスだった。川辺と意思疎通できた」。1対1になった相手GKの股を打ち抜く落ち着きは、エースの貫禄があった。甲府の堅守を切り崩し、敵将の吉田監督も「中村俊に上回られてほころびが出た。久しぶりに中央を割られ、練習でも見られないような失点だった」と脱帽した。

 1点で勝負は決まった。川辺は「崩さないといけない相手だった。1点入ってほぼ試合が終わった」と言う。後半は相手の反撃を耐えきった。「後半の戦い方に感動した。昨季までなら間違いなくやられていた」。選手全員が1―0で試合を締める意識を共有した戦いぶりに、指揮官は満面の笑みだ。

 破竹の5連勝でチームの成長を見せた。「J2でもできなかった5連勝を、J1でできた。今ならもう一塗り(上乗せ)しても吸収してくれるのではないか」と名波監督。この磐田の勢いはまだまだ止まりそうにない。

静岡新聞社

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