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(文化の扉)映画、字幕で味わう 職人技、行間読み短く的確に「意訳」

7/9(日) 16:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 名作映画には名訳あり。字幕は単なる直訳ではない。わずかな字数の中には、字幕翻訳者の知恵と工夫がつまっている。セリフの前後のつながりを考え、行間を読み、的確な日本語を選び出す職人技が、観客を映画の世界にいざなう。

 「君の瞳に乾杯」。
 映画「カサブランカ」で、ハンフリー・ボガートが酒場でイングリッド・バーグマンに向かって、「Here’s looking at you,kid(君を見ながら乾杯)」と言うシーンの日本語字幕だ。故・高瀬鎮夫の名訳は、作品と共に人々の記憶に残っている。
 黎明(れいめい)期から字幕に関わってきた故・清水俊二の『映画字幕は翻訳ではない』(早川書房)によると、日本で初めて字幕が付いた外国語映画は、1931年公開の「モロッコ」。……本文:3,441文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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