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巨人・内海 4月5日以来の2勝目 「最後のチャンスとマウンドに上がりました」

7/9(日) 6:03配信

デイリースポーツ

 「阪神1-8巨人」(8日、甲子園球場)

 虎キラーが聖地で執念の復活星をつかんだ。約3週間ぶりに先発した巨人・内海が4月5日以来の2勝目。阪神戦現役最多の25勝目を挙げた左腕は「めちゃくちゃうれしい。背水の陣というか、最後のチャンスと思ってマウンドに上がりました」と安どの表情を浮かべた。

 3点の援護をもらって上がったマウンド。初回こそ1死二、三塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、二回以降は粘りの投球を展開した。2点リードの四回1死一、二塁では大和を遊ゴロ。2死一、三塁で続く梅野を右飛に抑えた。ピンチを切り抜け、5回3安打1失点にまとめた。

 今季は首脳陣の期待に応えられず、2軍降格と1軍再昇格を繰り返した。「崖っぷちどころじゃないほど、崖っぷちだった」。前回降格後の6月16日からは小谷巡回投手コーチとフォームのバランスを修正。「やってきたことができた。でも、球が高めにいく課題もあった」と、反省も忘れなかった。

 昨季甲子園では3試合で2勝0敗、防御率0・86。斎藤2軍監督からは「甲子園は相性がいいから、マイナスなことは考えるな」と送り出された。前日にベンチ裏ですれ違った阿部には「頑張れ」と背中を押された。高校時代に目指し、「プロになっても聖地」と語る場で挙げた万感の1勝だった。

 左腕の白星に高橋監督は「粘り強く投げてくれた。内海に勝ちが付いたのが、チームにとって非常に大きい」と称賛した。「後半戦は何とか1試合でも多くチームに貢献したい」と内海。プロ14年目のベテラン左腕の逆襲が、ここから始まる。