ここから本文です

古民家使い地域活性化 鳥取・鹿野町を地方創生相が視察

7/9(日) 7:55配信

産経新聞

 中山間地のまちづくりの実例を把握し地域振興につなげようと、山本幸三地方創生担当相は8日、空き家活用でさまざまな事業を展開している鳥取市鹿野町を視察した。

 同町は、戦国時代の城主・亀井氏によりつくられた町で、城下町の風情を色濃く残す。平成13年には、住民らが一体でまちづくりを進める「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」を設立。空き古民家活用の店舗の運営や、移住者への空き家紹介などを行っている。

 山本担当相は城下町の町並みを歩いて視察した後、国登録有形文化財で現在は移住者が住む「熊谷家住宅」で、まちづくり関係者と意見交換した。

 東京から移住、古民家を改修して飲食店を営む成瀬望さん(32)は「大都市と違い、まちづくりに関われるのがおもしろい」と町に住む魅力を語った。同協議会の小林清副理事長は「地域の人の思いが強く、行政ができないこともできている」と、同町のまちづくりの特徴を述べた。

 山本担当相は「これから若い人の生き方が変わると思う。30代の人が東京でのあくせくした暮らしが本当に良いのかと思っている。そうしたところにアンテナを張れば移住者が来るのではないか」と話した。

 山本担当相はこのほか、森の中で子供を教育する新田サドベリースクール(鳥取県智頭町)などを視察した。

最終更新:7/9(日) 7:55
産経新聞