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韓国大統領が帰国の途に 独で主要国首脳らと北朝鮮問題協議

7/9(日) 20:27配信

聯合ニュース

【ハンブルク聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドイツ公式訪問と主要20カ国・地域(G20)首脳会議の日程を終え、9日午後(日本時間同日夜)、帰国の途に就いた。

 文大統領はドイツのメルケル首相の招きで5日(現地時間)から2日間、首都・ベルリンに滞在。シュタインマイヤー大統領、メルケル首相と相次いで会談を行った。メルケル首相は北朝鮮の核・ミサイル問題解決と朝鮮半島の平和定着に向けた韓国政府の構想や主導的役割を支持する立場を明確にした。

 文大統領は6日午前(現地時間)、中国の習近平国家主席と首脳会談を行った。両首脳は北朝鮮に対し、より強い制裁と圧力でさらなる挑発を抑止し、対話を通じた平和的解決に応じるよう、両国が緊密に協力することで一致した。習主席は南北対話の再開と朝鮮半島の平和定着に向けた文大統領の努力を支持する考えを示した。

 文大統領は同日午後(同)に朝鮮半島の平和構築と南北関係、北朝鮮との統一などをテーマに演説を行った。演説では▼北朝鮮の崩壊や吸収統一、人為的な統一を排除した平和追求▼北朝鮮の体制を保証した上での朝鮮半島非核化――などの5大対北政策の方向を発表。北朝鮮に対し、来年2月の平昌冬季五輪への参加や南北首脳会談を含む対話再開などを提案した。

 G20首脳会議が開かれたハンブルクではトランプ米大統領主催の夕食会で、韓米日3カ国による首脳会談を行い、4日に北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)とされるミサイル挑発に対する対応を議論した。3カ国首脳は共同声明を発表し、国連安全保障理事会での新たな北朝鮮制裁決議の迅速な採択などで圧力を強めるとともに、「平和的解決」の原則を維持することで一致した。

 文大統領は7日午前(同)に開幕したG20首脳会議の非公開セッションで、北朝鮮による挑発の危険性に言及し、G20首脳らに共同対応を求めた。これを受け、主要国首脳らは北朝鮮の核・ミサイル挑発に懸念を表明。メルケル首相は記者会見で「われわれは国連安保理が北朝鮮の今回の違反に対し、適切な措置を取ることを望む」と述べた。

 文大統領は第1、2セッションで、人への投資、公正な経済などを中心とする韓国新政権の経済政策を紹介し、支持を得た。また、保護貿易主義に反対し、気候変動に積極的に対応するとの意向を示した。

 このほか、安倍晋三首相、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を行い、北朝鮮問題や朝鮮半島の平和定着に向けた方策、両国間の懸案などについて話し合った。文大統領はドイツ訪問中に9カ国首脳と会談した。このほか国連のグテレス事務総長、世界銀行のキム総裁ら国際機関のトップらとも個別に面談した。

最終更新:7/9(日) 20:32
聯合ニュース