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栃木の昼夜間人口比率99.0% 流出超の常態化鮮明 27年調査

7/9(日) 7:55配信

産経新聞

 夜間の居住人口に占める昼間人口の割合「昼夜間人口比率」が99・0%で5年前から0・1ポイント低下したことが平成27年の国勢調査で分かった。通勤・通学で昼間に県外に出る人口が居住人口に比べて多い流出超が常態化していることがうかがえる。県内では工業団地が多い芳賀町が13・8ポイント増の193・9%で突出して高く、居住人口に比べて昼間は町内で働く人が多い状況が数字で実証された形だ。(楠城泰介)

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 昼夜間人口比率の都道府県別順位は37位。隣県の群馬県は99・8%、茨城県は97・5%だった。

 県外への流出人口(通勤・通学者数)先として高いのは、(1)群馬県2万3503人(2)茨城県1万8175人(3)東京都1万7301人-の順。逆に流入人口は、(1)茨城県2万2098人(2)群馬県1万6561人(3)埼玉県1万49人-の順だった。

 市町別の昼夜間人口比率は、(1)芳賀町193・9%(2)那須町105・6%(3)大田原市104・9%-の順で、他に100%を超えたのは宇都宮市、上三川町、小山市だった。いずれも工業団地や医療機関、大学など通勤や通学の対象施設がある。

 一方、昼夜間人口比率が低かったのは、(1)益子町82・3%(2)塩谷町83・1%(3)野木町84・5%-の順。他に9割を切ったのは、高根沢町、市貝町、茂木町、下野市だった。

 人口に占める通勤、通学者の割合は5年前から1ポイント低下し、62・7%。通勤、通学が「自市町」の割合が最も高かったのは宇都宮市で49・6%で、「他市区町村」の割合が最も高かったのは市貝町の37・4%。また、「他県」の割合が最も高かったのは最南端の野木町で24・1%だった。

最終更新:7/9(日) 7:55
産経新聞