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【ソフトバンク】柳田「うまく反応できた」自賛の3戦連発23号 打率トップ浮上で3冠 

7/9(日) 6:03配信

スポーツ報知

◆日本ハム2―5ソフトバンク(8日・札幌ドーム)

 3冠王への夢が大きく膨らんできた。右足を引きずり帰りのバスへ歩いても、柳田の口調は力強かった。「試合に出ている以上はやるしかない」。80試合を消化し、打率3割2分4厘でついにリーグトップ浮上。23本塁打、75打点とともに打撃3部門1位を独占した。

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 「頭になかった球だったけど、ピタッと止まれた。うまく反応できた」と自賛した開始直後の一発がショーの始まりだった。初回1死二塁、プロ初先発だった井口のカーブを中堅スタンドへ運び去った。3試合連続となる特大の先制23号2ラン。3回無死二塁では中前打で追加点も叩き出した。

 前夜7日に右膝に自打球を当て、札幌市内の病院で右膝蓋(しつがい)骨打撲と診断されていた。故障の心配も吹き飛ばす大暴れだ。今季序盤は厳しい内角攻めに苦しみ、微妙なストライクの判定に口をとがらせていた。5月上旬には打率2割3分4厘まで下降。心配した工藤監督が「穏やかな心で行きなさい」と諭した時期だった。

 メンタルも整い、6月の月間MVPを受賞。劇的に巻き返してきた。今季からヤフオクDの芝が張り替えられ、特に本拠地でゴロのヒットが生まれにくいことを実感。「ゴロは要らない。フライ狙い」と思い切って打撃スタイルを変えたことも、絶好調を支えている。

 「打率は動く数字だし、相手もある。シーズンは長い」と柳田。3割30本30盗塁の「トリプルスリー」をクリアしたのが2年前。チームを7月負けなしの6連勝に導いた男が、今度は平成2人目の快挙に挑戦する。(長田 亨)

 ◆パ・リーグ打撃主要3部門ベスト3◆

 【打率】

 〈1〉ソフトバンク・柳田 3割2分4厘

 〈2〉楽天・茂木 3割1分9厘

 〈3〉西武・秋山 3割1分8厘

 【本塁打】

 〈1〉ソフトバンク・柳田 23本

 〈2〉ソフトバンク・デスパイネ 21本

 〈3〉日本ハム・レアード 19本

 【打点】

 〈1〉ソフトバンク・柳田 75打点

 〈2〉ソフトバンク・デスパイネ 60打点

 〈3〉日本ハム・レアード 58打点

最終更新:7/9(日) 8:26
スポーツ報知