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萩生田氏が兼職無届け「加計」系大学教授、1年8カ月提出怠る

7/9(日) 6:01配信

スポニチアネックス

 学校法人「加計学園」(岡山市)傘下の千葉科学大(千葉県銚子市)で、無報酬の「名誉客員教授」を務める萩生田光一官房副長官が、大臣規範で義務付けられている兼職届を今年6月まで提出していなかったことが8日、萩生田事務所への取材で分かった。官房副長官には2015年10月に就任しており、約1年8カ月にわたり怠っていたことになる。

 大臣規範では、大臣や副大臣が学校法人などで無報酬の名誉職に就くことを認めているが、兼職届の提出を義務付けている。事務所などによると、萩生田氏は衆院選で落選した後の10年4月に千葉科学大の客員教授となり、報酬を受け取っていた。12年12月の衆院選で当選してからは、無報酬の名誉客員教授の肩書になったという。

 兼職届を提出したのは6月2日で、民進党の逢坂誠二衆院議員が、萩生田氏の兼職届について尋ねる質問主意書を提出した日。逢坂氏の指摘によって提出した印象は拭い切れない。

 今月初めには麻生太郎副総理兼財務相が、在任期間中にゴルフ会員権を購入していたことが判明。任期中の株式や不動産、ゴルフ会員権の売買自粛を定めた大臣規範に抵触していた。これも萩生田氏同様、罰則規定はない。

 自民党では豊田真由子衆院議員=離党届を提出=が、自身の元秘書への「ハゲーー!」といった暴言、暴行が問題となっており「魔の2回生」の不祥事が次々と明らかになっている。本来模範となるはずのベテランが緩みきっている状態では、若手に波及するのも当然と有権者に判断されても仕方がない。

 安倍晋三首相は来月初旬にも内閣改造と、党役員人事を実施するとみられている。刷新で支持率低下に歯止めをかけたいところだが、顔をすげ替えても“緩み”体質を変えるのは簡単ではなさそうだ。