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【山梨】巨摩、3年連続初戦突破

7/10(月) 8:02配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権山梨大会 ▽1回戦 巨摩5―1韮崎(9日・山日YBS球場)

 巨摩がコツコツと好機を広げ、3年連続の初戦突破を果たした。まずは初回無死二塁だ。2番・西野颯真の投前犠打が敵失を誘って打者2人で先制。4―1の7回無死一塁では、4番・植松涼の一塁犠打をダメ押しの5点目につなげるなど、犠牲バントは4本を数えた。

 打線の下位も上位も関係なし。小技を徹底し、韮崎を撃破した藤巻信一監督(45)は「確実に進塁させて得点する野球は練習から目指してきた形」と7安打5得点に合格点を与えた。

 緊張感たっぷりの新バント練習が夏に実を結んだ。昨秋の新チーム結成後、1球目で確実に成功させられるように次打者は準備の間、両足ジャンプが課された。この日、3回の投前犠打を含む3打数3安打の3番・築野悠は「バントできないと周囲に迷惑がかかる。絶対に失敗できない雰囲気がある」と証言した。

 今春はさらにバント失敗者に本塁付近から左翼ポール際まで往復約180メートルダッシュが追加された。植松は「最初は成功率5割程度だったけど今は8割。必死に頑張った」と振り返った。

 藤巻監督は「打席で周囲をいかに考えられるかが文字通りの犠打。(7回に)スクイズ失敗があった。まだまだ」と満足感はなし。42年ぶりの甲子園まで手堅く勝ち上がる。(小沼 春彦)

最終更新:7/10(月) 9:05
スポーツ報知