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【日本ハム】上沢、復活星 784日ぶり札幌ドームでの白星「寿命が縮まるかと…」

7/10(月) 8:04配信

スポーツ報知

◆日本ハム2―0ソフトバンク(9日・札幌ドーム)

 日本ハムの上沢直之投手(23)が9日のソフトバンク戦(札幌D)で7回5安打無失点と好投し、自身2連勝を飾った。本拠地・札幌Dでは、2015年5月17日のオリックス戦以来、784日ぶりの白星。チームの連敗を5で、対ソフトバンク戦の連敗を7でストップした。

 最大のピンチを切り抜けた上沢が、腹の底から叫び、拳を振りかざした。1点リードの7回。無死二、三塁から2死を奪うと、中村晃の高く弾んだゴロを三塁・レアードがジャンプして捕球。最後は間一髪でアウトとなり、リードを守り抜いた。右腕は「2死までいったので絶対ゼロに抑えたかった。寿命が縮まるかと思いました」。7回5安打無失点の好投で、札幌Dでは784日ぶりに勝利した。

 持ち味を発揮した。自己最速タイの149キロを計測した直球に加え、スライダー、フォーク、カーブでソフトバンクの強力打線を封じ込めた。初回1死三塁で、3戦連発中の柳田から空振り三振を奪い、内川を二ゴロ。4回に無死三塁から柳田に左飛を打たれたが、2011年ドラフト同期入団の左翼・松本の好返球で本塁でタッチアウト。味方の好守にも助けられた。

 高卒3年目の14年には8勝をマークしたが、昨年3月に右肘を手術。その影響で昨季は1軍未登板に終わった。「ケガをした後はつらくて、ずっと野球が面白くなかった」。チームが日本一に輝いた中、どん底にいた。それでもリハビリを経て、今季1軍の舞台に戻ると、2日のロッテ戦(ZOZO)では6回1失点で726日ぶりの勝利。これで2戦連続で結果を残し、完全復活を印象付けた。

 2年ぶりに上がった本拠地のお立ち台で「長過ぎですね。すいません」と苦笑い。それだけに、2勝目はまだ通過点に過ぎない。「出遅れているので、もっと頑張らないと」。苦しむチームに今後も勝利をもたらす。(後藤 亮太)

最終更新:7/10(月) 9:43
スポーツ報知