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【静岡】浜名、9回1死満塁から初球サヨナラスクイズ!殊勲の石黒「びっくり」

7/10(月) 8:04配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権静岡大会1回戦 浜名4X―3聖隷クリストファー(9日、浜松)

 浜名は昨秋の県王者・聖隷クリストファーに4―3でサヨナラ勝ち。9回1死満塁で石黒竜市(3年)がスクイズを決めた。近鉄などで活躍した中村紀洋氏(43)がコーチに就任した浜松開誠館は下田を8―1で下し、コールド発進。小笠は189センチの大型右腕・佐々木健(3年)が15奪三振。御殿場西も勝ち上がった。大会は一時中断し、15日に1回戦残り24試合が行われる。

 浜名が一瞬で勝負をつけた。2安打と四球で築いた9回1死満塁のチャンス。聖隷バッテリーがマウンドで話し合い、「さあ勝負」となった1球目。石黒がバントでフェアゾーンに転がすと、三塁走者・山本捷(3年)が猛然と本塁を駆け抜けてサヨナラだ。

 完全に内野陣の意表を突いた。横山崇監督(36)は「スクイズをやるのは決めていた。いつ仕掛けるかだった」。石黒も初球のサインに「びっくりしました」と苦笑したが、バントは朝の球場入り前に学校でしっかりと練習済み。「打つよりも得意なんです」と胸を張った。

 最上級生による代打攻勢もチームを勢いづけた。2―3の7回先頭で代打に立った山本捷が三遊間を破ると、2死二塁で代打・鈴木脩介(3年)が左前へ同点打だ。内角の速球を打ち返した鈴木は「絶対に回ってくると思った」。6月に足を痛めてベンチスタートだった山本捷は9回先頭でも安打を放ち、「次はスタメンを狙います」と笑った。

 4月の定期戦では浜北西に2―7で6年ぶりに負けた。聖隷には5月の練習試合で3―4でサヨナラ負けしていた。2試合とも、奮投する3年生エース・若松朋弥を打線が援護できなかった。それだけに打ち勝ったことがうれしい。「フライを打つな」という指揮官の指示を守り、秋の県王者を打ち砕いた。「やっと若松に恩返しができました」と石黒は喜んだ。

 16日の2回戦の相手は、センバツ出場校・静高だ。無四球で完投した若松は「次は聖隷の思いも背負って戦う」と気合を入れ直していた。(里見 祐司)

最終更新:7/10(月) 9:23
スポーツ報知

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