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西田敏行さんも被害に!デマをネットに投稿して一儲けする人々

7/9(日) 8:19配信

AbemaTIMES

■「ブログなどのアクセス数を増やし、広告収入を得ることが目的だった」

 俳優の西田敏行さんを中傷するデマをネットに投稿した男女3人が偽計業務妨害の疑いで書類送検された。書類送検されたのは40代自営業の女、40代会社員の男、60代無職の男の計3人で、拡散していた内容は、「西田敏行さんが違法薬物を使って、日常的に暴力をふるっている」というもの。警視庁によると、自分で運用しているブログなどのアクセス数を増やし、広告収入を得ることが目的だったという。

 西田さんの所属事務所は「事実無根の話がネットを通じて広がってしまう。本当に迷惑した。単なる噂であっても、噂が出ただけで進んでいた仕事が一時延期になったり、止まってしまったり、仕事に深刻な影響があった。真摯に仕事を続けている役者に、あのようないわれのない誹謗中傷をしたのは許せないこと。でも今回、無実であることが証明されて良かった。捜査にあたってくれた警察に敬意を表したい。今後このようなことが起こらないことを願っている」とコメントしている。

 西田さん自身は、去年10月のドラマの制作発表会見で「ネットのニュースで色々書かれたりなんかしまして、結局は『シャブ隠しのためにあそこに入院したらしいぞ』みたいなことまで言われちゃいまして。本当にあえてこの場を借りて申し上げますが、私シャブ中じゃございませんので、ひとつよろしくお願い申し上げます」と、冗談を交えながらも疑惑を全面否定していた。

 ITジャーナリストの三上洋氏は「昨年、週刊誌が“清原元選手の次に逮捕されるのは大河ドラマ主演級の大物俳優“と報じたことで、2ちゃんねるなど、ネット上の掲示板では誰なんだろうという議論になった。そこで名前が挙がった人について、まとめサイトを作って拡散させた。」と説明する。

 今回の容疑である「偽計業務妨害」とは、嘘を用いて人の業務を妨害する罪で、刑は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となっている。

 「今までは、ひどいことや嘘を書いた場合、名誉毀損で警察が逮捕に至ったことはある。しかし名誉毀損は被害を受けた人が告訴しければ警察は動かない親告罪。また従来は“ネットではこう書いてある。俺はこう思うと決めつけているのではない“という書き方で逃げてきた部分もある。今回、偽計業務妨害として検挙したのは、フェイクニュースやネットでの誹謗中傷が仕事や業務に影響を及ぼすなら、きちんと取り締まるという姿勢に警察も変わりつつあるのかもしれない」(三上氏)

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最終更新:7/9(日) 8:19
AbemaTIMES