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【体験記】寝たきりの親と旅行しました 身体障がい者と共に新幹線や飛行機、ホテルを実際に使ってみて思うこと

7/9(日) 7:10配信

マネーの達人

寝たきりの親と旅行へ

「もう一度あそこに行きたいなぁ」
「冥途の土産に、あの店で食べたいなぁ」

そうだね、お父さん。できるもんなら連れてってあげたいよ。

でもね、飛行機に車椅子で乗っている人を見たことないよ。新幹線で車いすから座席にどうやって移乗しようかね。

バリアフリーの部屋はホテルにあっても、寝たきりの人は設備を使えないし、介護用のベッドまで用意してあるホテルってほんとに少ないんだよ。

それにね、旅行先でもお母さんが介護しないといけないね。お母さん、旅行を楽しめないね…。

言葉にできない言葉を飲み込み、

「そうだね、行きたいねぇ」

と言って話をそらすご家族が多いのではないでしょうか。

きっと何か手立てがあるはず、と思いつつ話をそらし続けてきた私でしたが、コップを持つ力も衰えてきた父をみて、旅行、行ってきました。

同じような思いをされている方、今後こういうことがあるかもと心配な方に少しでもご参考になれば幸いです。

父について

昭和13年生まれの79歳。

職場の健康診断で「A」以外マークしたことがない健康優良おじさんでしたが、完全退職して半年後の74歳11か月の時に脳梗塞を発症。

一命は取り留めましたが、脳の左半分が壊死し左半身不随です。自分で寝返りを打ったりできません。

電動車いすは右手で多少動かせるでしょうが、左半側空間無視があるので危険です。

脳梗塞発症当時は右手で箸を持ち豆も器用につかめましたが、5年くらい寝たきりなので、今は右側の筋力も衰えています。

体重は60キロちょっと、要介護度は5です。

同行者について

母74歳。

10年近く前にステージ4の卵巣がんになりましたが完治。

免疫力が落ちているときに三叉神経痛を発症し、元々腰痛もあり、治療を受けつつ父の介護をしています。

他、弟とお嫁ちゃん、私と夫の6名ご一行様となりました。

旅行の目的

夫の妹夫妻が石川県金沢のお隣、野々市市下林で寿司店を営んでおり、美味しい寿司とお酒をいただくこと。

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最終更新:7/9(日) 8:50
マネーの達人

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