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【F2オーストリア】レース1:シャルル・ルクレール完勝で今季4勝目。松下は6位入賞、ファステストラップも記録

7/9(日) 0:18配信

motorsport.com 日本版

 FIA F2オーストリアのレース1決勝が行われ、プレマ・レーシングのシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウィンで今シーズン4勝目を飾った。

【リザルト】FIA F2オーストリア:レース1

 予選2番手のセルジオ・セッテ・カマラ(MPモータースポーツ)にレギュレーション違反があったため、予選6番手の松下信治(ARTグランプリ)は5番手からのスタートとなった。セッテ・カマラは、予選後の再車検の際に燃料タンクの残量が1リットルを下回っており、これが違反と見なされたのだ。結果、彼は最後尾からのスタートとなった。

 フォーメーションラップでは、ニック・デ・ブリーズ(ラパックス)がエンジンストールを喫して走り出すことができず、ピットレーンスタートとなった。

 大きな混乱もなくレースはスタート。オープニングラップでは松下は4番手に順位を上げた。後方からはニコラス・ラティフィ(ダムス)が何度も松下を狙うが、ここは松下が守りきった。ラティフィは逆にチームメイトのオリバー・ローランドから追い上げられ、ダムス勢はここからチームメイトバトルを繰り広げることに。さらにローランドを含めノーマン・ナトー(アーデン)、ルカ・ギオット(ロシアン・タイム)らが激しく6番手を争う展開となった。しかしナトーは6周目にスローダウンしてしまい、リタイアとなった。

 7周目、スーパーソフトタイヤを履いていたラティフィを筆頭に数人のドライバーがピットイン。ソフトタイヤに履き替えた。翌周にはローランドらもピットイン。なお同じタイミングでピットに入ったギオットは、ピットインしてきたドライバーを避けようと躊躇した際にエンジンをストールさせてしまい、大きく時間をロスしてしまった。

 最後尾からスタートしたセッテ・カマラはこの間に7番手まで浮上。ラファエレ・マルチェロ(トライデント)と順位を争い、6番手のポジションも奪った。

 タイヤ交換後もダムスはチームメイトバトルを繰り広げ、14周目にはローランドが8番手、ラティフィが9番手となった。

 19周目には、4番手の松下が前を走るチームメイトのアレクサンダー・アルボンとの差を縮め、レースの半分となる20周目には、ふたりの差は0.4秒まで縮まるも、オーバーテイクには至らなかった。

 後半に入ったところで、先頭のシャルル・ルクレール(プレマ・レーシング)、アントニオ・フォッコ(プレマ・レーシング)、アルボンという順位は変わらず、以下松下、アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)、セッテ・カマラとピットストップを行っていないドライバーが続く。その後ろ7番手には、先にピットストップを行ったドライバー勢の中で先頭を走るローランドがつけていた。

 31周目、ついにフォッコがピットイン。6番手でコースに戻った。トップを走るルクレールは32周目にピットインし、事実上トップのままコースに戻ることができた。

 33周目には松下もピットイン。ソフトタイヤからスーパーソフトタイヤに交換し、6番手でコースに戻った。全車がピットインを終えたところで、隊列は先頭からルクレール、フォッコ、ローランド、ラティフィ、アルボン、松下となった。

 レース終盤までダムスのチームメイトバトルは続き、36周目には4番手のラティフィがローランドの前に出る。さらに38周目には前を走るフォッコもオーバーテイクし、ラティフィは2番手に浮上した。

 最終的に、ルクレールがポール・トゥ・ウィンで今シーズン4勝目。ラティフィが2位、フォッコはなんとか3位を死守し、プレマ・レーシングは2台揃って表彰台を獲得した。

 松下は6位入賞を果たした。さらに、35周目にはファステストラップを記録しており、合計10ポイントを獲得してドライバーズランキングでも5位に浮上した。

 明日のレース2は、タイヤ交換なしのスプリントレースで行われる。