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地方への移住を検討している方へ。私の経験から知っておいたほうが良いことをお話します(実生活編その2)

7/9(日) 7:30配信

マネーの達人

1. 地方での生活時間

前回の「実生活編その1」に引き続き、今回は「その2」です。

コンビニもない島では、夜9時にもなると外は静まり返っています。飲み屋でもだいたい9時にはお客さんはほとんど帰っています。

私は今までは救急車や消防車のサイレンを毎日聞くような場所に住んでいたのですが、今はたまにしか聞かないので聞くとドキッとします。

夜が早い分朝も早く、夏の今頃は朝5時に起きてももうすでに多くの人が活動を開始しています。

「太陽と行動をともにする」

のは理にかなった行動です。

夜の活動時間を朝にシフトすれば、夜の照明の電気代も不要なので節約にもなります。

2. 地方での子育て

「子供は社会で育てるもの」と思いますが、それを実現しやすいのが地方ではないかと思います。

みんな顔見知りなので、不審な大人と一緒に歩いているとすぐにわかります。遊びに出掛けた子供を探すのに「どこどこで見たよ」と教えてもらえます。地域社会のつながりが防犯に役立つわけです。

学校帰りに駄菓子屋があると子供たちは寄り道しますが、お店のおばあちゃんもうれしそうで生きがいになっていると思います。

子供の人数が少ないので、運動会などのイベントで親が席取りをする必要もありません。

■子供の転校

「転校」は子供にとって大きなストレスです。幼少期の頻繁な引っ越しは自制心や成績などに大きな影響を及ぼすという報告もあるようです。転校して友達を一から作り直すのには相当な労力がいります。

一方で、その地域が「転校生」に慣れていると子供の苦労も少し減ります。離島では2~3年毎に教師や警察官など公務員が定期的に異動になることも多いので、毎年のように転校生がやってきては戻っていきます。

転校生が珍しがられることもなく、学校側も受け入れ態勢ができているので苦労も減ります。

■地方での子供の教育

海や山に囲まれた環境の子供は、たくましく育ちます。溺死を防ぐために着衣遊泳の授業があったり、小学生が島1周数十kmを踏破するイベントがあったりします。

また「探検」と称して班になって近所の商店をまわったり、「海浜教室」で磯の生物を観察する機会もあります。

高校卒業後の進路を考えたとき、都市部と違いがあります。地方の中でも、進学校は中核都市にあり、進学を目指すなら都市部のほうが環境は整っているとは言えます。

一方で今はタブレットなどで勉強できる環境も整っていて、塾や予備校に頼らなくても成果を出しやすくはなっています。

■離島の高校の特徴

離島の高校の特徴は、ほかに高校がなく選べないので、就職を目指す子供から進学を目指す子供まで一緒の学校に通うことです。

勉強への向き合い方は周囲に影響されるので、同じ目標を持つ生徒に囲まれたほうが一般的には成果は出やすいとは言えます。

一方で「みんな違って当たり前」といった多様性を受け入れられる感受性を育てるには、異なった進路希望を持つ生徒が周りにいて、お互いに刺激を与えあうことがいい環境なのかもしれません。

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最終更新:7/9(日) 7:30
マネーの達人