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max matsuuraと小室哲哉は両輪?~2人の関係性について~

7/9(日) 21:50配信

ニッポン放送「しゃベル」

エイベックス・グループ・ホールディングスの創業者であり、代表取締役社長 松浦勝人こと、max matsuuraがお送りする番組、ニッポン放送『max matsuura 仕事が遊びで遊びが仕事』。7月2日に放送400回となることから、これを記念して、6月18日(398回)から4週にわたり、エイベックスの大躍進を支えたスペシャル・ゲスト 小室哲哉が登場している。

ここでしか聞けない、エイベックス黎明期の秘密やTKヒット・ソング誕生秘話など、26年の付き合いとなる2人の歴史が紐解かれていく。

月曜の早朝、日本一早くオープンする、日本一ガラス張りの社長室。それが、エイベックス・グループ・ホールディングスの創業者であり、代表取締役社長、松浦勝人こと、max matsuuraがお送りする番組、『max matsuura 仕事が遊びで遊びが仕事』。

荘口:小室さん、当時の曲作りのペースも、ありえないスピードで作られていましたよね?

松浦:ピークに向かっては、すごい勢いで作っていたと思いますよ。だんだん、いろんなオファーも増えていて、各社いろんなメーカーのスタッフがスタジオに並んで待ってるみたいな(苦笑)。

荘口:そうなんですか。「そちら終わったら、うちお願いしてもいいですか?」みたいな(笑)。

松浦:大変でしたね。小室さんがだんだん売れていって、そうなると僕らライバルが増えていくんで。僕らはそれはそれで「負けてたまるか!」みたいな。

小室:そう、メーカーが多すぎて全てへの対応が出来なくなってきて、松浦社長がマネージャーをやってくれていたんですよ。一時期。

荘口:えっ、そうなんですか?

松浦:そうそう。

小室:全部を把握している人がいないとね。もう何が何だかわからないから。っていうので、すべての情報を松浦さんにって集約しようって感じだったんですよ。

松浦:僕も、その方が有利だなと思っていて(笑)。

荘口:そりゃそうですよね。何らかのメリットがないとですね(苦笑)。元々の仕事もあるワケですから。

松浦:でも結構それが主流な時期もありましたよ。

荘口:はぁ。

小室:その時期ってやっとインターネットでメールが使えるようになったタイミングで。毎朝、新聞を送ってくれるんですよ。松浦新聞。

荘口:はい? 何ですかそれは?

松浦:毎朝、新聞に載っていることをまとめて報告ですよね。こんなことがありました。今こんなことが起きていますとか、毎朝メールで。なんだったかなタイトルは、たしか『朝刊MAX』とかにしていて(苦笑)。

荘口:えええ。

松浦:毎日送っていましたね。そんなに内容は長くはないですよ。

小室:新聞が届くみたいな感じで。今日は何かな? とか。

荘口:そうでもしないと日常がわからないぐらい整理がつかない状況だったのですね?

松浦:インプットしたいことっていっぱいあるじゃないですか? でも小室さんは忙しくなっちゃってるから。海外はこうだとか、そんな情報をね。

荘口:いわゆる業界紙的なことなんですね。

松浦:単純に羅列していただけですよ。

小室:でも、毎日ですよ。200日とか、そんなもんじゃないくらい。

荘口:松浦さんもやっていて、やりがいがあったんでしょうね。

松浦:そうですね。もう日課になっていたんで。

小室:そんな最中、他のグループも出てくるワケだし。多分、僕なんかよりさらに働いてたんだと思うんですよ。

松浦:いやぁ、まぁそれは全然苦でもなくて。そういえば、20代のころでしたかね。よく日赤通りの2階の飲み屋、BARとかで、小室さんと話していて。

荘口:そこで音楽的な深い話とかされてたんですか?

松浦:したかもしれませんけど、小室さんから「30代までは絶対に結婚しない方がいいよ」ってアドバイスをされたのを覚えていますね(苦笑)。それが印象的で(笑)。

荘口:ははは(笑)。あらためて、小室さんの楽曲が大ヒットした要因って、松浦さんはどう思われていますか?

松浦:基本的には、いい曲であるというのは当たり前で。そうだなぁ、テクノもそうだし、ジャングルもそうだし。新しい要素をどんどん加えてったり、R&Bが流行った時には「Don’t wanna cry」をいち早くやってましたから。その時のマーケットやニーズってのを知り尽くしていたと思うんですよ。そこにぶつけてったり、今だったら世の中の方が早かったり、僕らも、僕らっていっていいか、当時は歳もまだ20代や30代だったので。だんだん僕はわからなくなってきてしまってますけど(苦笑)。常に小室さんは時代の真ん中にいて、でも、いろいろな見方も変わっていたような気がしますね。僕らじゃ、思いつかないようなことを言ってましたから。

荘口:そうなんですか。

松浦:あ、そういうふうに考えるんだ、みたいなことが多くって。僕らがどれだけ役に立てたかはわからないですけど、“掟破りなこと”をぶつけていくみたいな。とにかく仕事してましたね、ほんとに。夜中の3時ぐらいに寝てても、小室さんから電話が鳴れば起きていくのが当たり前でしたから。それこそ、今はダメですよ!!!

荘口:ははは(苦笑)。働き方ってね、今は変わってきてますから。また、放送出来なそうなことばっかり言うから(苦笑)。

小室:いろんな社会のルールとかあると思うんですけど。でもクリエイターとかイノベーターな人にとっては、思った時に形にすることを考えてくれる人ってすごい大事だと思いますね。両輪あってのことだと思うんだよねぇ。

荘口:奇跡的に、この2人は両輪になったと。

ニッポン放送

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