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「土木技術者」育成へ 福島県、産学官連携で11日新組織

7/9(日) 11:49配信

福島民友新聞

 福島県は11日、橋やトンネルなどのインフラの適切な維持修繕(メンテナンス)を推進するため、点検・診断技術を持った土木技術者を産学官が連携して育成する「ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会」(仮称)を設置する。県レベルで土木技術者の育成組織を設置するのは、東北で初めてという。
 協議会は、インフラの維持修繕で地域の安全、安心を確保するため、幅広い知識や技術を持った人材の育成、確保を目指す。協議会の講習を修了した技術者を認定する制度も設ける。県としては、認定を受けた技術者を利活用する仕組みの構築を検討する。
 県によると、2016(平成28)年3月時点で県が管理する橋、トンネル、シェッドのうち高度経済成長期に整備され、40年以上が経過した設備の割合は全体の52%に達する。
 インフラの老朽化が進み、更新時期の本格的な到来が迫る一方、インフラを維持修繕する土木技術者が不足。県内の建設業就業者数は1995年の13万1315人から減少の一途をたどり、2010年は8万4008人となった。建設業就業者の中でも点検・診断技術を持った土木技術者は一握りといい、就業者数の減少と同じく、人材が不足しているという。

福島民友新聞

最終更新:7/9(日) 11:49
福島民友新聞