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川内思う中学生の詩...初の朗読 「天山祭り」草野心平しのぶ

7/9(日) 13:55配信

福島民友新聞

 川内村の名誉村民で「かえるの詩人」として知られる草野心平(いわき市出身)をしのぼうと、心平の別荘だった同村の天山文庫で8日、恒例の「天山祭り」が開かれた。52回目で初めての試みとして、地元の川内中を代表して1年生5人が「ふるさと」と題した自作の連詩を朗読し、風情に満ちた古民家が古里を愛する思いに包まれた。
 全生徒17人が国語の授業で詩作に挑み、四季折々の川内の美しい景色や自然豊かな村で暮らすことへの素直な思いをつづった。心平らが創刊した同人詩誌「歴程」の新藤凉子さんの指導を受け、連詩に仕上げた。
 昨年は雨で屋内に会場を移したため、天山文庫での開催は2年ぶり。県内外の約250人が詰め掛けた。席上、井出茂実行委員長(村観光協会長)が前実行委員長の石井芳信さん(元村教育長)に感謝状を贈った。井出委員長、遠藤雄幸村長、渡辺一夫村議会議長らが心平を悼んで献花した。
 歴程の同人は心平の詩を朗読し、村民が伝統の獅子舞「高田島獅子」や川内小唄、川内甚句を演じた。明大アメリカンフットボール部「グリフィンズ」の部員約30人が参加し、ボランティアとして運営を支えた。

福島民友新聞

最終更新:7/9(日) 13:55
福島民友新聞