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【F2オーストリア】レース2:マルケロフが今季2勝目。松下は14位、ルクレールは同士討ちでリタイア

7/9(日) 19:17配信

motorsport.com 日本版

 28周のスプリントレースで行われたレース2。ロシアン・タイムのアルテム・マルケロフが今シーズン2勝目を挙げた。

【リザルト】FIA F2オーストリア:レース2

 リバースグリッドが採用されるこのレース2では、レース1で8位入賞のマルケロフと7位のラルフ・ボシュング(カンポス・レーシング)がフロントロウに並ぶ。6位だった松下信治(ARTグランプリ)は2列目の3番手から、優勝したシャルル・ルクレール(プレマ・レーシング)は、8番手からスタートする。

 全車がソフトタイヤでスタート。2番手のボシュングがスタートでストールし、動くことができなかった。松下は1コーナーで押し出され、16番手まで後退。後方でも接触があったためイエローフラッグが出され、その後セーフティカーが出動した。なお、ラファエレ・マルチェロ(トライデント)がストールしたボシュングに追突し、ホームストレート上にマシンを止めたため、セーフティカーの率いる隊列はピットレーンを通過することになった。

 5周目にレースはリスタート。ルクレールが前のジョーダン・キング(MPモータースポーツ)を抜いて5番手に浮上した。しかしその直後には、4番手を走るチームメイトのアントニオ・フォッコに追突してしまい、リタイアとなった。またこの接触により、バーチャルセーフティカー(VSC)が宣告された。

 7周目にはVSCが解除された。今度は数台のマシンが8番手を争っていたが、グスタフ・マルヤ(レーシング・エンジニアリング)がルカ・ギオット(ロシアン・タイム)に接触し、コースアウトしてしまう。マルヤはタイヤがパンクしてしまい、ピットインを強いられた。

 コース上ではあらゆる場所でバトルが繰り広げられる展開が続く。16周目にはギオットがニコラス・ラティフィ(ダムス)を抜いて6番手に。さらに19周目にキングを、24周目にはフォッコもパスし、ギオットは4番手まで浮上した。

 25周目、ロバート・ビショイユ(カンポス・レーシング)が前を走るニック・デ・ブリーズ(ラパックス)を狙ったが、接触してしまった。デ・ブリーズは通常のレーシングラインを走行していたが、ビショイユはマシンを芝生に乗せながら強引にデ・ブリーズのインを突いたため、2台はグラベルに突っ込んでしまい、結局両者リタイアとなった。

 その後は大きなインシデントもなく、ポールポジションからスタートしたマルケロフは、一度もトップの座を譲ることなくトップチェッカー。今シーズン2勝目を挙げた。22周目にはファステストラップも計測しており、合計17ポイントを獲得した。3番手スタートのアレクサンダー・アルボン(ARTグランプリ)が2位、オリバー・ローランド(ダムス)が3位だった。以下ギオット、フォッコ、キング、ノーマン・ナトー(アーデン)、ラティフィまでが入賞となった。松下は14位でレースを終えた。

 なお、ラティフィはセーフティカー先導中のピットレーンでの速度違反により、5秒ペナルティが科される。

 次戦は2週連続開催。舞台はシルバーストンである。