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「なんだか照れくさい」小倉・元横浜高コーチに育成功労賞

7/9(日) 11:13配信

カナロコ by 神奈川新聞

 「なんだか照れくさいね」。横浜、横浜商で部長、コーチを歴任した小倉清一郎さん(73)が日本高野連の育成功労賞を受賞。神奈川の一時代を築いた名参謀にスタンドから割れんばかりの拍手が送られた。

 開会式のグラウンドに立つのは人生で初めてという。だが、灼熱(しゃくねつ)の人工芝に立てば懐かしい思いがよみがえる。

 「桐蔭(学園)に2年連続で負けてその次の年は川崎球場で(横浜)商大に負けて。優勝した思い出もあるけど悔しい思いを何度もした」。横浜コーチ時代の1991年から3年連続で準優勝。その先に98年の甲子園春夏連覇が待っていた。

 全国屈指の名門に育てる道のりには渡辺元智前監督(72)の存在があった。「しょっちゅうけんかもしたけど、練習に関しては俺の好きなようにさせてもらった。きょうも『おめでとう』って言ってもらったよ。監督がもらうときには俺も来なくちゃな」。盟友への思いは今も特別だ。

 今年も189校の激闘が幕を開けた。「悔いのないように、これまでやってきたことをゲームで全て出し切ってほしい」と選手たちにエールを送った。