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カターレ暫定2位 前半戦総括

7/9(日) 0:33配信

北日本新聞

■連敗なく堅守光る

 カターレ富山は今季前半戦16試合を終え、J2自動昇格圏の2位(暫定)につける。ここまで失点の少なさは首位の秋田に次ぐ2位、総得点は4位。攻守でバランスの取れたゲームを展開し、首位を追走する。後半戦も着実に勝ち点を積み重ねるためには、基本プレーの質の向上が鍵となりそうだ。

 外国人選手を含め9人が新加入した今季の富山。浮氣(うき)哲郎監督の下、縦パスでゴールへと向かうシンプルで攻撃的なサッカーを目指す。開幕3連勝の好スタートを切り、その後も守備の大崩れがなく、連敗が一度もないのが好調の理由だ。

 リーグ屈指の堅守は、攻撃陣を含む全員のハードワークが支えている。ここまで全試合でフル出場したDF代は「(攻撃陣は)ボールを失ってから守備への切り替えが早い」と話す。前線からの激しいプレスで相手のパスコースを限定するため、「ボールが取りやすいところに入ってきて、こぼれ球も拾いやすい」という。

 第12節の首位・秋田との対戦は、リードしながらも終了間際にカウンターで一瞬の隙を突かれ同点とされた。「1-0で守り勝つサッカーはJ2で通用しない」と強調する浮氣監督は、J2復帰を見据えて複数得点での勝利にこだわる。堅守を維持したまま、いかに得点力を上げるかが後半戦の課題だ。

 浮氣監督は「基本がなければ戦術の枝葉の部分にはいけない」と気を引き締める。後半戦に向け、「ここまで積み重ねてきたものをピッチや数字の上で表すためにも、止める、蹴る、運ぶといったプレーの質をさらに向上させていきたい」と話している。(社会部・川端浩泰)

北日本新聞社

最終更新:7/22(土) 9:15
北日本新聞