ここから本文です

イルカ繁殖、沖縄で成功 ルナ1歳の誕生日会を園児が祝福 もとぶ元気村

7/9(日) 9:50配信

沖縄タイムス

 もとぶ元気村(沖縄県本部町)で生まれたバンドウイルカの雌「ルナ」が7日、1歳になり、町内の保育園児を招いた誕生日会が開かれた。イルカの繁殖は難しいとされる中、3年連続で出産と育児に成功しており、軌道に乗り始めている。

 元気村とルネッサンスリゾートオキナワ(恩納村)で自然体験プログラムを担当するオキナワマリンリサーチセンター(OMRC)は十数年前から繁殖に挑戦。独自のノウハウで元気村にいる雌の排卵時期を特定し、それに合わせてルネッサンスから雄を連れてきて引き合わせている。

 無事に妊娠、出産できても、授乳がうまくいかないなどで過去に数頭が1歳を迎える前に死んだ。最近は2015年9月に雄の「サン」、16年7月に雌の「ルナ」、今年6月に雄と3年連続で出産があり、その後も順調に育っている。

 日本動物園水族館協会が、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカの購入を禁じるなど、野生イルカの入手は難しくなっている。OMRCの小林利充所長は「繁殖は今後ますます重要になる。課題は多いが、計画的に進めていきたい」と話した。

 誕生日会には、美ら咲保育園の4歳児17人が参加。誕生日の歌を歌い、魚のプレゼントをあげると、ルナと母のレオは手を振ったりジャンプしたりしてお礼をした。園児たちは「イルカに会えてうれしかった」「かわいかった」と大喜び。甘い誕生日ケーキをルナの代わりに頬張った。

最終更新:7/9(日) 9:50
沖縄タイムス