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阪神矢野さんの躍動に夢…悪性リンパ腫を乗り越えて

7/9(日) 13:45配信

日刊スポーツ

 激戦区大阪にも球児の夏がやってきた。夏の甲子園を目指す、大阪大会が8日に開幕。この夏の大阪初勝利を挙げたのは大阪国際大和田だった。刀根山に4-1で勝利。その中でひときわ輝く笑顔をみせていたのが、主将の伊藤玲央外野手(3年)だった。

【トーナメント表】大阪大会 組み合わせと日程

 「いろんな人の支えがあって勝てました」

 幼少期に大病も乗り越え、野球を続けてきたのが、伊藤主将だった。

 小学2年生の時「おなかが痛い」と訴えた。病名は「悪性リンパ腫」だった。「ステージ4だったみたいです」と振り返る。半年間の抗がん剤治療を続け、奇跡的に回復。野球との「出会い」も、その当時だった。病室のベッドで見たテレビの映像が鮮明に頭に残っている。何げなくついていたのは阪神の試合。「矢野さんがサヨナラホームランを打って、みんなが喜んでいました」。阪神矢野(現作戦兼バッテリーコーチ)が躍動する姿が目に焼き付いた。野球をやりたいと思った。

 小3から野球を始め、今は甲子園を目指す。

 入部すると限られた環境を補うため、朝練を始めた。最初は伊藤を含め3人だけ。「みんな乗り気じゃなかったけど、言い続けたら毎日来てくれるようになった」。今では部員全員が参加するようになった。

 「1人では野球は出来ないと思いました」

 大阪国際大和田にとって、この日の勝利が夏初白星。主将として、1勝の壁も乗り越えた。【磯綾乃】

最終更新:7/9(日) 14:01
日刊スポーツ

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