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格安スマホへの流出阻止、ドコモとau値下げ 一方、ソフトバンクは2社の脅威に

7/11(火) 8:15配信

SankeiBiz

 KDDI(au)は10日、毎月のデータ通信の使用量に応じて料金が変動する新プラン「auピタットプラン」を発表した。固定のインターネットとのセット割引や期間限定キャンペーンなどが適用されると、5分以内の定額通話付きで格安スマホ並みの月額1980円からスマートフォンが利用できる。田中孝司社長は、携帯大手の共通の課題である格安スマホへの顧客流出阻止が狙いとした上で「流出が止まる自信がないと(新プランを)スタートしない」と胸を張った。

 格安スマホへの対抗をめぐっては、NTTドコモが2機種に限定して月額1500円を引き下げる新プラン「ドコモウィズ」を6月から導入した。一方、ソフトバンクは格安ブランド「ワイモバイル」でショップ展開を加速し、格安スマホのシェアを拡大させており、ドコモとKDDIの脅威となっている。

 KDDIのauピタットプランは、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」のスマホ全機種が対象で、米アップルのiPhone(アイフォーン)についても、新規契約や機種変更を除いて対象。今秋予定のアイフォーン新モデルへの対応も検討中としている。1~20ギガ(ギガは10億)バイトまで5段階でデータ使用量に応じて料金が変動し、旧プランと比べ最大で約3割の値下げとなる。旧プランと違って毎月の端末購入補助は適用されないが、2年間毎月390円を支払うことで、端末料金が半額になるサービスも始める。

 また、20ギガバイトまでの利用で月額6500円、30ギガバイトまでで月額8500円の固定制の新プラン「auフラットプラン」も14日から提供を始める。こちらも固定インターネットとのセット割引やキャンペーン適用で、20ギガバイトまでで月額4500円、30ギガバイトまでで月額6500円となる。

 総務省は4日に、契約時のデータ通信量と実際の使用量に差があることへの対応を携帯各社に求める方針を表明しており、KDDIの新プランはこれに応える形となった。田中社長は「総務省の要望以上の対応ができた」と話した。

最終更新:7/11(火) 8:15
SankeiBiz