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米中首脳会談、北朝鮮情勢と経済・貿易問題での協力継続を確認

7/10(月) 6:25配信

ロイター

[ハンブルク 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、中国の習近平国家主席と会談し、北朝鮮の核開発問題と米中間の貿易不均衡という2つの差し迫った課題を巡り、協力を続けることで合意した。

トランプ大統領は最近、ミサイル発射を続ける北朝鮮への対応を巡り、中国への不満を漏らしていた。しかし、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の会期終盤に行われた今回の会談では、中国に苛立ちを示すことはなかった。

トランプ大統領は会談で習主席に対し、「あなたような友人がいて光栄だ」と発言。中国が北朝鮮に対して講じた措置への感謝を伝えた。

大統領はさらに、「北朝鮮問題ではわれわれが最後に成功を収める。予想以上に長くかかる可能性がある。ただ、どちらにしろ成功する」と語った。

新華社によると、習主席はトランプ大統領に対し、世界で争いが起きる中で、より強固な米中関係は安定と繁栄につながると表明。一部分野に「微妙な問題」は残るが、米中関係は「進展した」と述べた。

習主席はまた、国際社会と北朝鮮との対話の重要性を強調した上で、中国海軍が来年に行われる米軍主導の環太平洋合同軍事演習に参加すると明らかにした。

新華社によると、習主席は会談で、朝鮮半島の非核化と周辺地域の安定維持に努めるという中国側の立場を強調した一方、在韓米軍による新型迎撃ミサイルTHAADの配備への反対をあらためて表明した。

米中首脳は、朝鮮半島情勢を巡り緊密な意思疎通と協力を続けることで合意したという。

トランプ大統領は首脳会談で貿易不均衡を取り上げ、自身が解決を目指す「非常に大きな問題」だと指摘。「主要な貿易相手国である中国が公平かつ相互的な対応ができると私は分かっている」と述べた。

米中の政府高官は今月19日にワシントンで経済・貿易問題を協議する予定。

最終更新:7/10(月) 6:25
ロイター