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離岸流、気を付けて 海保、夏本番で呼び掛け

7/10(月) 5:00配信

琉球新報

 サンゴ礁の切れ目に沿って、沖合へと向かう強い流れを意味する「リーフカレント」。五輪の競泳選手も逆らえないほどの強い流れがあるとされ、その切れ目は県内各地に存在する。リーフカレントに絡み、2016年は11人の事故が発生しそのうち2人が死亡、17年は2人の事故が発生している。夏本番を迎え、中城海上保安部は7日、うるま市の伊計島で報道陣向けにリーフカレントやシュノーケルの体験会を開き、注意を呼び掛けた。


 リーフカレントは干潮や、陸に吹き付ける風が強く、陸側の海面が沖側より高くなる時などに発生する。海水は沖への抜け道として、サンゴ礁の切れ目から流れ出るため、周辺の流れが強くなる。防波堤などで発生する沖向けの強い流れはまとめて「離岸流」とも呼ばれる。

 リーフカレントと見られる流れにより16年10月、恩納村の真栄田岬で米軍関係者2人が亡くなった。17年はシュノーケルで遊泳中だった人とサーファーの計2人の水難が発生している。

 中城海保の服部吉彦交通課長はリーフカレントで流された場合について「陸に平行に泳いでサンゴ礁の切れ目を避け、陸に戻ってきてほしい」と助言する。また、リーフカレントはどこでもあり得るとし「危険性を認識し海で遊んでほしい」と呼び掛けた。


第11管区海上保安本部のHPでは、リーフカレントの注意点や注意海域を紹介している。アドレスはhttp://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/reef/current.htm

 

琉球新報社

最終更新:7/10(月) 12:27
琉球新報