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【静岡】聖隷クリストファー河合、昨秋V左腕が重圧に負けた

7/10(月) 8:08配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権静岡大会1回戦 浜名4―3聖隷クリストファー(9日、浜松)

 同点の9回に2安打を許し、内野手がマウンドに集まった時は気丈に笑顔を見せていたが、1死満塁からスクイズを決められ、エースは天を仰いだ。「初球から来るのは予想していなかった」。早すぎる敗退に涙が抑えられなかった。

 速球は120キロ前後ながら、昨秋の県大会では変化球をコースに決めて強力打線を翻弄した。準決勝で静高、決勝で藤枝明誠を連続完封。聖隷史上初の県制覇を達成し、東海大会にも初出場した。

 しかし「優勝投手というタイトルがプレッシャーになっていた」と河合は明かした。春は思い通りのピッチングができず、西部大会初戦で敗退。その後も伸び悩み、この日も甘い球を痛打されて9安打を浴びた。9回2死二、三塁の勝ち越し機では三振に倒れて「流れを変えてしまった」。

 それでも捕手の水谷優稀主将(3年)は「調子はよくなかったけど、気持ちは1番入っていました」と褒めた。聖隷野球部の歴史を作った左腕が、静かに球場を去った。

最終更新:7/10(月) 9:23
スポーツ報知