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動機と責任能力に注目 一家4人殺傷、11日初公判 浜松

7/10(月) 7:58配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 浜松市北区三幸町の自宅で両親と姉、祖母の4人を刃物で刺して死傷させたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた男(32)の裁判員裁判初公判が11日、静岡地裁浜松支部で開かれる。弁護側は起訴内容や事実関係をおおむね認めた上で、被告が犯行当時、心神耗弱状態にあったとして、減刑を訴えるとみられる。被告の精神状態や責任能力の程度が争点になりそう。

 被告は逮捕後、「職場の人間関係にストレスがあった」などと供述していたとみられるが、なぜ家族の殺傷に至ったのか動機にも注目が集まる。

 検察側は精神状態を調べるため、2016年5月27日から10月3日まで鑑定留置を実施し、責任能力を問えると判断した。検察側は厳しい刑を求める可能性もある。

 公判は11日から連続4日間開廷して結審した後、21日に判決を言い渡す。事件で重傷を負った被告の父親(61)も証人として出廷する予定。

 起訴状などによると、被告は2016年4月22日午前0時半ごろから同3時ごろまでの間、自宅で祖母=当時(83)=と母=同(62)=、姉=同(32)=をサバイバルナイフで刺して殺害し、父親に重傷を負わせたとされる。

静岡新聞社