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手足口病、大流行の兆し 県内、平均以下も要注意

7/10(月) 12:00配信

茨城新聞クロスアイ

乳幼児を中心に、口の中や手、足に発疹が出る「手足口病」の患者数が6月末までの1週間で1医療機関当たり2・41人となり、昨年同時期に比べて約6倍と大幅に増えていることが9日までに、国立感染症研究所の調べで分かった。全国的に大流行する時は、県内の患者数も急増する傾向があるため、県は推移を見守るとともに手洗いの徹底など予防を呼び掛けている。

県内75カ所の小児科定点医療機関1カ所あたりの平均患者数は、同25日までの1週間で0・28人にとどまり、前年同時期とほぼ同じ水準で、全国平均を下回っている。ただ、県健康危機管理対策室によると、全国的に大流行する際、県内の患者数が急増する可能性もあり、同室は注意を呼び掛けている。

全国的な大流行となった2015年の同時期、県内は1・05人だったが、7月中旬には6・65人に急増した。流行警報発令基準の5人を上回ったため、県内全域に警報を発令。7月下旬から8月上旬にかけては8・52人を記録した。

県はホームページで「お子さんが感染しやすい感染症」として手足口病を紹介しており、手洗いの徹底などによる予防を呼び掛けている。


(成田愛)

茨城新聞社