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商店街に共有空間 空き店舗活用、手作業で改装―南伊豆下賀茂

7/10(月) 10:45配信

伊豆新聞

 南伊豆町の下賀茂商店街で空き店舗を活用した共有スペースづくりが動き始めた。ヒリゾ浜渡し組合の高野克宏さんや町職員、首都圏の有志ら約10人が資金を出し合い、手作業で老朽化した物件1棟を改装する。会議室やシェアオフィス(共有事務所)としての利用を見込み、今秋のオープンを目指す。8、9日の週末、初作業を行い壁や天井を直した。

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 物件は5、6年前まで営業していた大西靴店跡。1968年7月に建てられた木造2階建て。旧店舗部分の1階は41・40平方メートル、住居部分の2階は43・72平方メートルの床面積があり屋上にも出られる。

 商店街はシャッターの閉じた店が多くメンバーは前年度から、空き店舗活用の話し合いを重ねてきた。不動産業のミナミホームが協力し今回の場所を選んだ。“みんなの縁側”をテーマに、多種多様な人が集まれるようにするという。

 初作業は1階部分を中心に実施。6人が集まり、壁にベニヤ板を貼りくすんだ天井にペンキを塗った。メンバーは週末などに活動し秋までに、1階部分の改装を終える。施設名称やデザイン、利用方法は手を入れながら詰める。町職員の1人は「ここを開けることで周囲に効果を波及させたい」と商店街の活性化に期待し、「用意されたものではなく、人の集まる場所をみんなでつくることに意味がある」と述べた。興味のある人は地域おこし協力隊の鏑木章裕さん〈携帯080(2658)4934〉へ。

 【写説】空き店舗の改装工事を始めた町職員ら=南伊豆町の下賀茂商店街

最終更新:7/10(月) 10:45
伊豆新聞