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〔東京株式〕2万円回復も、上値は重い(10日前場、続き)☆差替

7/10(月) 12:00配信

時事通信

 前週末に発表された6月の米雇用統計は雇用者数が予想以上に伸びる一方、平均時給の伸びは鈍く、「雇用は良好だが利上げを急ぐ必要がないという株式市場にとって好都合な内容だった」(大手証券)とされ、米主要株価指数はそろって上昇した。
 東京市場も買いが優勢となり、円相場の軟化から自動車株が値上がりしたほか、米ハイテク株が持ち直したため半導体関連株も総じて堅調だった。取引開始前に発表された日本の5月の機械受注は予想外に弱かったが、「株価への目立った影響はない」(同)とされ、日経平均株価は2万円台を維持して前場を終えた。
 ただ、日経平均は寄り付きで付けた高値を抜くことができなかった。世界的に金利上昇傾向となる中、日本だけは「前週末の指し値オペが象徴するように金利が抑制されている」(中堅証券)ため、大手銀行株は軟調で、全体の重しとなった。指数連動型投資信託の分配金捻出のための売りが引き続き出ると予想されていることなどから、上値を追う動きは出にくかったようだ。

最終更新:7/10(月) 14:27
時事通信