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打たれても…ヤクルト小川“守護神継続”で心配な精神状態

7/10(月) 12:09配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 デジャビュだった。

 9日、広島戦。1点リードの九回に登板したヤクルト新守護神の小川泰弘(27)が、因縁の相手に再び打たれた。先頭打者の安打から1死三塁のピンチを招き、7日に逆転3ランを浴びたばかりの代打新井に、またも適時二塁打を許した。

 その直前、2日前の悪夢を断ち切るべく、珍しく真中監督がベンチを出てマウンドに向かった。

「邪心を捨てて、余計なことは考えずに自分のボールを投げよう」

 小川の両肩に手を置き、諭すようにそう鼓舞したが、実らなかった。

 入団以来、先発ローテの中心を担ってきた小川はチーム事情で中継ぎに配置転換。抑えの秋吉の故障離脱で、急きょ、ストッパーを務めることになった。リリーフ経験がほとんどない小川の起用にそもそも不安はなかったのか。伊藤智投手コーチはこう言った。

「(きょうも小川で)行くと最初から決めていたから。本当はもっと楽な場面で行かせてあげたかった。けど、点差は操作できない。新人じゃないし、神宮で何度も投げているから大丈夫かなと思ったんだけど……。(1死二塁から安部に)三盗されたところを見ると、あれだけ経験しているのになあと思うけど、次も抑えでいきます」

 元先発エースへの信頼は揺るがないというのだが、問題は小川の精神状態だろう。リリーフ転向にあたり、フォームを改善。「球が横滑りしないよう、腕をしっかり上げて上から縦回転で投げられるよう意識した」と順応しようと必死だったものの、2戦連続の救援失敗だ。ただでさえ、抑えは重圧がかかる。7月に入って7敗1分けと、いまだ白星がない最下位チームの守護神とあってはなおさら。

 小川が心配だ。

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