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独住宅市場、低利融資起因のバブルは発生してない=独連銀副総裁

7/10(月) 7:59配信

ロイター

[エクスアンプロバンス(フランス) 8日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)のクラウディア・ブーフ副総裁は8日、国内住宅価格のここ数年の急上昇に関し、低利の融資が住宅バブルを引き起こしているという状況には陥っていないが、中銀は住宅市場を注視していると述べた。

副総裁は経済関連の会合で「われわれは不動産の過大評価が金融安定へのリスクになり得ると承知しているため、ドイツの住宅市場を注視している」と表明。

そのうえで、「差し迫ったリスクはないとみている。価格は上昇しているが借り入れはそれほど増えていないため、借り入れに起因する価格上昇ではないからだ」と説明した。

独連銀は5月にも不動産バブルが発生するリスクについて警告している。

ブーフ氏はまた、フランスなど他国に比べて融資契約の条件に関して中銀が得ている情報が少ないため、信用基準についても多くを把握していないと指摘。

独連銀の推計によると、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、フランクフルトなどの大都市では2010年以降、不動産価格は60%以上上昇した。

ブーフ氏は、独連銀は概して、資産評価額がすでに高い状況で低金利がリスクテイクを促している状況について懸念していると説明した。

最終更新:7/20(木) 16:30
ロイター