ここから本文です

東峰村の孤立地区 「病院に行けない」と住民訴える

7/10(月) 18:45配信

TNCテレビ西日本

テレビ西日本

今回の豪雨災害では1千人以上が避難所生活を余儀なくされていますが、その避難所さえも行けず、孤立状態となっている場所があります。東峰村の岩屋地区を取材しました。

崩れ落ちたアスファルト。人の背丈の数倍もあるほど積み重なった大量の流木。東峰村ではあらゆる道が障害物でふさがれ孤立状態となっている地区がまだあります。

【山田裕希記者】
「東峰村の岩屋地区です、この先には未だ30人近くの方が孤立しているということで、そこにつながる道路の応急的な復旧作業が行われています」

横倒しになった流木や道をふさぐ大きな岩を一つ一つ着実に片付けていく自衛隊員たち。本格的な復旧には車が通れる道路が必要になるため道路の復旧作業を急いでいるのです。

【孤立地区の住民】
Qいかがですか家の方は?大丈夫ですか?
「家はなんとか床下浸水で。とにかくもう車が走って、買い出しなどができれば、それが一番いい」

一方、東峰村では一時全ての地域で停電が起きていましたが、午後6時現在、一部の地域を除きほぼ解消しています。電気が復旧した場所ではこんな光景も。

【鳴り止まない踏切】
「カンカンカンカン・・・」
大型の重機を持ち込むことができない孤立地域では、危険と隣り合わせになったままの住宅がありました。

住宅の目の前に迫る大量の土砂。再び強い雨が降れば、この土砂が自宅に流れ込む恐れもあります。人の手で土砂や倒木を取り除くことは現実的には難しく、住人は一刻も早い重機の到着を待ち望んでいます。

【孤立地区の住民】
「とにかく何にも行かれんけんね、お医者とか行かないといけないが。目が赤くなってる。これを直さんといけないが、医者は行けない」

東峰村では午後6時現在、8カ所であわせて285人が避難所生活を続けていて、いずれの避難所でもひとまず電気は復旧したということです。

【孤立地区の住民】
「電気が通ったからモーターで(井戸水を)あげてるんです」

自衛隊によりますと、孤立地区へとつながる道は早ければ10日にも仮復旧し、今後重機を使った本格的な復旧作業が始まる見通しです。

テレビ西日本

最終更新:7/10(月) 19:25
TNCテレビ西日本