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5回6失点サヨナラ負け 巨人・山口俊がハマり始めたFA地獄

7/10(月) 12:09配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 巨人の山口俊(29)がまた打たれた。

 9日の阪神戦で三回に中谷、五回に糸原に本塁打を浴びるなど、3イニング連続失点。9安打6失点で5回降板、6四死球の乱調だった。これで移籍後4試合の登板で1勝1敗、防御率6・43。高橋由伸監督(42)も「もうちょっと頑張ってもらわないといけない」とムッツリだったが、そういえば、山口俊と同じ横浜(現DeNA)から巨人へFA移籍した経験がある評論家の門倉健氏がこう言っていた。

「『FA入団だから活躍して当たり前』という目で見られ、どうしても力んでしまう。ましてや山口俊は肩の故障で出遅れているため、さらに焦りがあるでしょう。ボクの場合は、チャンスをもらったのになかなか勝てず、どんどんプレッシャーが大きくなり、さらに勝てない悪循環に陥りました」

 右肩痛で出遅れた山口俊は、初登板となった6月14日のソフトバンク戦こそ6回無安打の完璧な投球を見せたが、続く25日の中日戦で3失点6四球という乱調を演じると、今月2日のDeNA戦の6失点に続き、この日も2本塁打を浴びて6失点。セ・リーグとの対戦になってからは、からっきしだ。

 門倉氏の巨人初勝利は8月。2年目は中継ぎに配置転換となり、何のために巨人に来たのか。チームのためになっているのかと悩んだという。巨人に入ったFA選手の多くがこれで地獄にハマる。マスコミやOBなど、巨人の外野の声もDeNAとは比べ物にならない。

「いい攻撃でリズムをつくってくれたのに、先頭を出してしまった」と肩を落とした山口俊。後半戦の先発ローテ枠を確保できるか。わずか4試合の登板で、早くも崖っぷちに立たされた。